ならのしかブログ

読書や外国語学習を主に。本が読めるようになりたいです。

Die kleine Hexe 6

„Ja, es ist richtig, ich muss eine gute Hexe werden. Nur so kann ich dieser Rumpumpel eins auswischen. Grün und gelb soll sie werden vor Ärger!“
激怒の表現がドイツ語だと緑と黄色(もしくは青色と黄色)なので国によって色に持つイメージや感覚の違いがあっておもしろい。血の気が引きながら怒るのか。キレた後の状態か。「いい魔女になってアイツをぎゃふんと言わせてやる!」に小さな魔女のやんちゃさが出てる。
Abraxas、煽るのがうまい。本カラスはいたって真面目。魔女も多分短気な性格(物語の最初からプリプリしてるし)なのもあるかも。

この章のタイトルは「Gute Vorsätze(いい決意)」。小さい魔女はOder HexeにもAbraxasにも良い魔女になると約束しているのに、なんでこの章をあえていれたんだろう。

独独辞典を使えるほどまだ力がないので新明解国語辞典(第六刷)を引く。決意とは、自分の取るべき行動・態度などをはっきりさせ、その通り実行しようと心に決めること。この章で小さな魔女は「良い魔女」になるためにどうしていくかを決めた、ということかな。